私は茉利さんの出演された竜劇隊公演において
これまで何種類もの芝居を拝見しました。
その際、茉利さんが主人公ではない芝居だと
茉利さんは主人公の妻・奥方・母、あるいは老婆、
はたまた女渡世人なんてのもあったりと、
演目によって色々な役所を演じていらっしゃいました。
ただ、脇役で茉利さんが演じられた人物の特徴をまとめると
“清楚・上品・気丈”と言う茉利さんがアニメ等で演じられた女性が
多く持つ特徴を持った女性が多かったように思いました。
ところが面白いもので、
私が見た演目だと『質屋の娘』と『女三界に家なし』
この茉利さんが主人公を演じた2つの演目では、
茉利さんの役自体は大店の娘、漁師の大店に嫁ぐ娘
と役所自体は普通なのですが、
茉利さんの演じられた人物の特徴をまとめると、
“純粋無垢だけどちょっと頭が足りない”とか
“終始ハイテンション”
と言う感じで、茉利さんがアニメ等で演じた女性のタイプとは、
かなり異なっていたように思いました。
ただ、竜劇隊のお芝居を改めて振り返ってみると
茉利さんが主人公でない演目でも、
主人公の人は多かれ少なかれコミカルな面がありながらも、
魅せる所は魅せる感じと言う、
割とコミカルな主人公が多かった事を考えれば
不思議な事ではないと思いますし、芝居の性質上
そう言う主人公が求められていると言うのもあるのでしょう。
あと昨年、日程の関係でどうしても見に行けなかった
『流転三度笠』と言うお芝居、
これも茉利さんが主役のお芝居だそうですが
無実の罪で罪人にされた茉利さん演じる会津のお仙と言う女性が
どうせ無実の罪が晴らせないなら、
せめて一日ひと目でも、歳老いた父親に会いたい
と牢破りをして逃げて来たところから、話は始まると言うあらすじ
(これ以降のあらすじは残念ながら不明)で、
茉利さんが真面目な芝居の主人公をする姿が見られると思われるだけに
非常に見てみたかったです。